島根県奥出雲町で代々米作りを続ける吉川様の、お米の公式通販サイト制作を行いました。
ご要望は、自分で育てたお米を消費者へ直接届けるための窓口を持つこと。
大手の通販プラットフォームに頼るのではなく、生産者の顔や産地の物語、商品の本当の価値をしっかりと伝えられる自前のWebサイトを求めていらっしゃいました。
今回は大掛かりなカートシステムを導入せず、1ページ完結型の通販サイトという形で制作。
いただいた産地や商品の資料を丁寧に読み解き、お米の価値をしっかりと語り切ったうえで注文フォームへ進んでいただく動線に設計しました。
あわせて、通販サイトに欠かせない特定商取引法に基づく表記やプライバシーポリシーなどの法務ページも整えています。
| サイト名 | 出雲國の仁多米 吉川さんのコシヒカリ|公式通販サイト |
|---|---|
| URL | https://www.izumonitamai.com/ |
| 種別 | 通販サイト、サービスサイト |
| 作業 | 企画構成・デザイン・WordPress構築(ブロックテーマ)・コピーライティング・ライティング・ファクトチェック・SEO設計・AI検索対策・注文フォーム設置・法務ページ作成・アクセス解析連携・スマホ対応 |
公式通販で見つかるSEO設計
産地直送のお米を探しているお客様は、品種や産地名で検索しながら「どこで本物が買えるだろう」と探しています。
そこでサイトの説明文は、いただいた資料をベースに「公式通販」のキーワードを自然に含めた50文字以内にまとめました。

さらにタイトルには、「東の魚沼、西の仁多」と称される名声を活かして「西の横綱 出雲國の仁多米」を配置しています。
また、各セクションの見出しは「なぜ大馬木地区のお米は美味しいのか?」といった読者の疑問に答える問いかけの形に設計。
Googleの通常検索だけでなく、最近主流になりつつあるAI検索(AIO)の要約や引用でも正確にピックアップされやすい構造に整えました。
500年の歴史を事実に沿って書く
奥出雲の棚田は、かつて行われていたたたら製鉄の砂鉄採掘「鉄穴流し(かんなながし)」の跡地を切り拓いた歴史を持ちます。
この背景は産地ならではの大きな魅力ですが、誤った情報を載せてしまってはサイトの信頼に関わりますので、サイトに掲載前にしっかり史実の確認を行いました。
確認の結果、「500年以上」というのは鉄穴流しが行われていた期間であり、棚田への再生が進んだのは江戸時代末期以降であることが判明し、歴史としての正確さを保ちながら、「500年以上」という歳月の重みもしっかりと伝わる文章へと磨き直しました。
物語で届ける通販サイトだからこそ、数字や年代の根拠を確かめるファクトチェックは、お客様からの信頼を預かるうえで欠かせない大切な工程です。
4つの「おいしさの秘密」で産地を語る
お米の美味しさを感覚的な言葉だけで終わらせないよう、理由を4つの要素に整理して構成しました。
- たたら製鉄が生み出した独自の棚田
- 和牛の堆肥と澄んだ岩清水が育む豊かな土壌
- 標高500mの高原地帯がもたらす昼夜の寒暖差
- 生産者の吉川様が注ぐ、惜しみない手間暇
地域の自然と人の営みが循環する背景を順に読み解いていただくことで、「なぜこのお米が別格なのか」が、価格を見る前にしっかりと腑に落ちる流れを作っています。
続けて、計量から蒸らしまでの美味しい炊き方や、冷めても美味しさが続く理由も掲載。手元に届いたあとの食卓の風景まで案内することで、初めて購入される方の「失敗したらどうしよう」という不安を自然と和らげています。

制作中に決まった商品名をファーストビューに
サイト制作を進めるなかで、商品ラベルの正式名称が「大馬木 おもてなし米」に決定しました。
画面を開いた瞬間の見せ方(ファーストビュー)を検討する際、検索での見つかりやすさを優先し、すでに設計していたメインの見出し「西の横綱 出雲國の仁多米」はそのまま維持。
そのうえで、サブコピーに「大馬木 おもてなし米」を自然に添える形を採用しました。
地域ブランドとしての検索と、固有の商品名の検索の双方を受け止められる設計です。
また、注文とお問い合わせを一つのフォームに集約し、複雑なカートシステムを持たない作りにしたことで、生産者様側の日々の受発注・管理の手間もシンプルに保っています。
カート機能がなくても、通販は始められます
株式会社メノビルでは、産地や商品の価値を言葉にするコピーライティングから、検索で見つかる設計、通販に必要な表記の整備まで、包括的にご相談を承っています。
「自分の作ったものを、直接お客様に届けたい」
「モールに出しているが、自分のサイトで物語ごと売りたい」
とお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
作り手の言葉と確かな事実を重ね合わせ、お客様が心から納得して選んでくださるサイトを、一緒に組み立てていきましょう。
